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ツキノワグマに50代男性が右腕をかまれ軽傷 登山道からクマと滑落も…男性は自力で下山 津山市

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 6月8日、津山市で登山をしていた男性がツキノワグマに襲われけがをしました。男性は軽傷で、命に別状はないということです。

 岡山県によりますと6月8日の午前6時ごろ、津山市奥津川で1人で登山をしていた50代の男性が、ツキノワグマに襲われました。男性は右腕を噛まれそのまま、クマと一緒に山の斜面を約20m滑落しました。

 その後、クマは逃げ、男性は自力で山を下り、病院で手当てを受けたということです。

 噛まれた右腕は軽傷。また、滑落した際右足に4針縫うけがをしました。命に別状はないということです。

 岡山県によりますと県内では2024年4月から13日までにクマの出没を26件確認していますが、クマによるけが人が出たのは2018年以来です。

 事故を防ぐため県は、周辺の市町村や警察などと対策会議を開くとしています。

 今回の事故を受け津山市は、現場付近で追い払いのために花火を打ち上げるなどしました。市は、春になると冬眠から覚めたクマの活動が活発になるため、山などに行く際は十分注意するよう防災行政無線などで呼び掛けています。

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