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観音寺市の地番検索システム 登記情報が誤って閲覧可能に 香川

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 観音寺市の公開型GIS(地理情報システム)の地番検索機能で、本来は庁内の関係者しかアクセスできない一部の登記情報が検索画面に表示された可能性があることがわかりました。

 誤って閲覧可能になっていたのは、現在の土地の用途を記した「現況地目」や、課税対象の有無など、9つのカテゴリの情報です。記録を調べたところ、3回の検索利用があり、80件の履歴が残っていたということです。

 14日午後、市の別の部署からの指摘で発覚し、その日のうちに外部委託事業者が削除作業をしたということです。

 観音寺市はインターネット上の地図で都市計画やハザードマップ、乗り合いバスなど様々な情報を提供する「かんおんじマップ」の運用を2024年3月から始め、そのひとつとして地番検索もできるようにしていました。市内の約13万件の登記情報が閲覧可能ですが、一般に公開するのは登記地番のみのはずでした。

 観音寺市デジタル行政推進室では「ダブルチェックを徹底し、データ公開の際の確認漏れを防ぎたい」としています。

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