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障害者支援施設の入所者に暴行加えて けがをさせた疑いで逮捕された職員の男 通報時にうその情報「転んでけがをした」 岡山・和気町

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 岡山県和気町の障害者支援施設で入所者に暴行を加えけがをさせた疑いで逮捕された職員の男についてです。男が消防への通報時にうその情報を伝えていたことが捜査関係者などへの取材でわかりました。

 傷害の疑いで逮捕された、岡山県和気町の障害者支援施設の職員の男(37)は19日に岡山地方検察庁に身柄を送られました。

 警察によりますと、男は17日午前11時30分ごろ、勤務先の施設に入所する50代男性の顔を壁に打ち付けるなどして、あごなどにけがをさせた疑いが持たれています。

 男性は暴行を受けた後に体調不良を訴えて病院に搬送されましたが、午後4時30分ごろに死亡しました。警察によりますと、解剖の結果、男性の死因は急性左心不全と判明しました。

(施設の管理者は―)
「こういう虐待の報道が出るたびに『他人事ではない』と、研修を積み上げてきた結果、本当に残念で仕方ない」

 施設などによると、男は男性の担当者で、男性が体調不良を訴えたときに消防へ通報していました。

 そして消防の聞き取りに対して、「男性は転んでけがをした」と犯行時の状況について、うそをついていたことが捜査関係者などへの取材で新たに分かりました。

 警察の調べに対して、男は「男性にイライラしていた」などと容疑を認めています。

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