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中学校で出産や育児について学ぶ授業 生徒が重りを身に付け妊婦の負担を体験 岡山・真庭市

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 岡山県真庭市の中学校で出産や育児について学ぶ授業が開かれました。

 真庭市の落合中学校で開かれた特別授業です。

 心と体が大人に変化する時期に出産や育児について学んでもらおうと、地元の愛育委員らが企画しました。生徒は7~9kgの重りを身に付け、妊婦が感じる負担を体験しました。

(生徒は―)
「靴下をはくのが大変です」
「お母さんもこうやって自分たちを大切にしながら毎日過ごしてたんだなと思って、感謝の気持ちでいっぱい」

 また、赤ちゃんの人形を使って首をしっかり支える抱っこの仕方や、おむつや服の替え方を教わりました。

(記者リポート)
「人形にはそれぞれ名前が付いていて、たくさん呼び掛けながらお世話をすることも学んでいます」

 そして、授業の最後には生後間もない本物の赤ちゃんと触れ合う時間も!

(生徒)
「触った感じが全然人形と違っていて、あったかくて笑顔が最高でした。思っていたより着替えさせるのが難しかったので、(将来)そこらへんを頑張りたいと思った」

 岡山県が2023年度、高校生を対象に行った調査によりますと、将来希望する子どもの数は、男子が1.89人、女子が1.91人で、いずれも2018年度に行った前回の調査より減少しました。

(真庭市愛育委員会 落合支部長/藤平民世さん)
「実際に子どもに来てもらってそれを見たときの中学生の生徒の顔がすごく良くなるので、これから将来お父さんお母さんになったときが楽しみ」

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