キュウリに病気を封じ込めて健康を祈る「きうり加持」が小豆島で行われました。
積み上げられた、約1000本のキュウリ。香川県小豆島町の保安寺で約130年続く「きうり加持」です。
毎年土用の丑の日に行われていて、24日はお遍路さんや地元の人ら約100人が訪れました。
(保安寺/宮内亜門副住職)
「五行のバランスを整えて、健康を保ちましょうというのが、きうり加持なんです」
「きうり加持」は弘法大師が中国から持ち帰ったとされる密教の儀式で、キュウリを土に埋めて腐る頃に病が治ると言われています。
2024年は8月4日にも実施され、合わせて約1500人の健康や家内安全などを祈祷するということです。