津山の街が沸きました。人気ロックバンドB’zのボーカル稲葉浩志さんが13日、ふるさと岡山県津山市で単独ライブを行いました。
(記者リポート)
「こちら開場10分前となりました。多くの方が今か今かとライブの開場を待ちわびています」
(岡山市から)
「私が小学3年生のときからずっと大好きで、息子もずっと小さいころから私の影響もあって大好きで」
(高梁市から)
「暑さもアツいけど、熱気もアツいライブになればいいなと思ってます」
津山市が誇るスター稲葉浩志さんが13日・14日の2日間、ふるさとで行う単独ライブ。
実行委員会によると、13日は県内外から約7600人が訪れ、14日はそれを上回る見込みだということです。
(京町食堂/石原啓嗣 店長)
「稲葉さんのおかげで、ありがとうございます。このソシオ一番街は(普段は)人が歩いていないんですけど、こんなに人がいるのは年に何回かなので、毎年来ていただければ津山が潤うんじゃないかなと」
訪れた人たちをもてなすのが、このライブのために立ち上げた有志の集まり「津山おもてなしプロジェクト 実行委員会」です。
実行委員会のメンバーは、津山を訪れた人に街を好きになってほしいとしています。
(津山おもてなしプロジェクト/芦田雅嗣 実行委員長)
「すごい活気と稲葉さんへの愛を感じている。やっぱり稲葉さんを目的に皆さん来ているけど、津山の魅力もしっかりといろいろな所で感じられているようで、これをきっかけに再び訪れていただきたい」
一方で、津山旅館組合の竹内崇組合長によると、宿泊施設によってはライブが近づくにつれキャンセルが相次ぎ、想定より空室が多かったということです。
ライブが始まったのは午後6時。開演後も会場の外には多くの人たちの姿が。チケットがないにも関わらず、ライブが終わるまでその場を離れませんでした。
(倉敷市から)
「最高でした……当たってよかった」
(津山市から)
「みんな汗びっしょり」
(大阪府から)
「地元愛にあふれてました、稲葉さん、すごくかっこよかった」
(津山市から)
「すごい津山への思いを語ってくれて、すごい津山・ふるさとのことを慕ってくれて」
(石川県から・総社市から)
「20年ぶりに(再会した)。彼女と大学卒業してからしばらく会えてなかったんですけど、再会できたうれしさとライブでも見られた感動が相まって感無量です」