香川県が進めている高松市サンポート地区の「プロムナード(遊歩道)化」。周辺住民との話し合いは平行線のまま遊歩道のスペースを設ける工事が始まりました。
(記者リポート)
「中央分離帯の撤去を行うため、現場では一部の車線を規制して、分離帯の植栽を丁寧に取り除いています」
香川県はサンポート高松周辺ににぎわいをつくる「プロムナード化」を進めています。
土日・祝日の午前9時から午後9時まで、JR高松駅北側の市道の一部を車両通行止めに、また、県立アリーナの周辺では、遊歩道のスペースを設けるため、現在4車線ある車道を2車線に変更する予定で、工事が始まりました。
県はこれまで周辺の浜ノ町の住民に計画への理解を求め説明会を行って来ましたが、計画の見直しを求める住民との間で話し合いは平行線のままです。
県はアリーナが完成する2025年2月までに全ての工事を完了させたい方針です。
(香川県/池田豊人 知事)
「ここににぎわいを作れる可能性が大きく広がってきている空間と思います。理解を深めていただきながらやらないといけないなと改めて感じているところです」