10日、瀬戸大橋でJRの列車が立ち往生し、半日にわたり運転を見合わせた問題を受けて、JR西日本岡山支社の林支社長が11日の定例会見で陳謝しました。
林支社長はJR西日本側からも応援スタッフを派遣したことや、乗客に水や軽食を提供したことなどを挙げ、現場ではうまく対応できたとしました。
しかし、「その着手に時間がかかったことが大きな問題だ」と話しました。
(JR西日本岡山支社/林 支社長)
「もっと早いタイミングからもう少し強いトーンでJR四国さんにご提言申し上げるということはできたのかなと、私どもにも反省点があったのではないかという捉え方をしています」
今後は、非常時にJR四国と円滑に意思疎通するための仕組みづくりや、合同訓練の強化などを通じて改善を図りたいとしました。
原因調査については主体はJR四国とした上で、車両の調査を一緒に取り組みたいと話しました。