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SNSで金の投資話を持ち掛けられ…3150万円相当の詐欺被害が発生 香川県警が注意を呼び掛け

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 今年7月から9月にかけて、香川県の50代の男性が、SNSを用いて金の投資話を持ちかけられ、3150万円相当をだまし取られる被害が発生しました。香川県警が注意を呼び掛けています。

 警察によりますと、7月1日、男性のFacebookに女性をかたる相手からダイレクトメッセージが届き、その後、LINEでのやり取りに移行し「金の短期取引」を勧められました。

 そして、相手から指定されたサイトで、金の売買をすると利益が出ると伝えられたため、10万円を指定された日本人名義口座に振り込むと、利益として約4万円が被害者名義の口座に返金されました。

 その後、金の運用資金として、その都度、相手から指定された「日本人名義」「外国人名義」「法人名義」の口座に合計2320万円を振り込みました。

 サイト上で、男性の資産が1億5000万円ほどまで膨れ上がったため、相手に資金の返還を求めたところ、「税金を暗号資産で払わなければいけない」などと伝えられ、暗号資産の国内や海外取引所でユーザー登録し、9月3日と4日に、指定されたアドレスに合計830万円相当の暗号資産を送信し被害に遭いました。

 男性は、さらに相手から「手数料を入れてください」と言われ、怪しいと気づいて警察に届け出たということです。

 香川県警は、「最初は利益が出る、チャート上は利益が出ていることも含めて詐欺の手口の一つです。振込先に個人名義の口座を指定されたり、振込先の口座が振込の度に変わったりする場合は詐欺を疑い、少しでも怪しいと感じた場合は警察や知人に相談してください」と呼び掛けています。

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