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中四国4大学の医学部が臨床実習教育の協定を締結 地域の医師不足解消へ 岡山大・香川大など

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 岡山大学、島根大学、香川大学、鳥取大学の医学部は4日、将来、地域医療に従事しようとする意思をもつ学生を育成するため、臨床実習教育の協力に関する協定を締結しました。4大学がそれぞれの強みを活かして連携し、多様な地域医療ニーズに対応できる医師の育成を目指すとしています。

 香川大学は離島医療や遠隔医療、岡山大学は先進医療や緩和ケア、鳥取大学は感染症医療や災害医療など、4大学がそれぞれの強みを持っています。各大学の学生は、在籍する大学以外の大学や関連病院で実習をして、山間部や里山、離島といった、各地域の特性に応じた医療を経験します。それを通して、地域の医師不足や医療格差の解消につなげたいとしています。

 文部科学省は、医師の地域偏在などの問題に対応するため、2022年に「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」のひとつに4大学を選定しました。4大学は「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ」をテーマに、地域医療が求める優れた医師の養成に取り組んでいます。

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