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塩江地区の道の駅の再整備 事業費が当初の1.7倍以上に 開業時期もさらに1年遅れる見通し 高松市

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 高松市は、塩江地区で進めている道の駅周辺の再整備について事業費が当初の1.7倍以上に膨らむ見通しを示しました。

 高松市は道の駅「しおのえ」の周辺エリアのにぎわいづくりにつなげようと、温浴施設を備えた新たな道の駅の建設を予定しています。

 整備事業費は基本設計を公表した2022年時点で47億5千万円と見込んでいました。

 しかし、建築資材費や人件費が高騰したほか、ガラスの壁面などの特殊な構造から工事費用が増え、当初の1.72倍にあたる81億9千万円に膨らむ見通しだということです。

 開業時期は橋の工事の入札不調などで当初の予定より2年遅れ、2028年度以降になることを2024年6月に明らかにしたばかりでしたが、さらに1年ずれ込む見通しです。

 併設する医療施設は2028年度の開業を目指すとしています。

 高松市は、事業費を圧縮するため設計から施工管理までを一括で民間事業者に発注するPFI方式の可能性を探り、民間の参入意欲がない場合は再び基本設計を行うことを12月市議会にはかる方針です。

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