おかやま山陽高校機械科の山下薫さん(3年)と柏村優柊さん(3年)が、6月から7月にかけて行われた機械製図検定で、全国1位と2位の成績で特別表彰を受賞しました。全国で受検した約1万1000人のうち、特別表彰は3人ということです。
機械製図は、機械などを製造するための、構造・形状・寸法などを記した図面を製作する技術です。受検者は製品の立体図を見て平面図、正面図、側面図などを書いたり、製作図を完成させたりする試験などに挑み、全国で5270人が合格しました。
合格者で特に点数が高かった人が特別表彰の対象になり、2024年は23人がエントリーして3人が選ばれました。おかやま山陽高校では、2021年度から毎年2人ずつが特別表彰を受賞しているということです。
製図検定は、主に工業高校で学ぶ生徒の製図知識と技術の向上を目的に1970年に始まり、1988年から「機械製図」と「基礎製図」に分けて検定をしています。これまでに約35万人が合格しています。