JR四国は、徳島県の牟岐線の踏切で19日、遮断機が下りていない状態で列車が通過したことを発表しました。
(JR四国の会見)
「このような事象を発生させてしまい、大変ご迷惑をおかけしました」
JR四国によりますと、徳島県美波町にある牟岐線の白沢踏切で19日午後2時半ごろ、徳島駅に向かう普通列車の運転士が遮断機が下りていないのに気づかず、列車を通過させました。
事故は起きず、けが人はいませんでした。
当時、踏切の動作を止めて機器を取り替えていましたが、作業が予定よりも長引き、列車の接近に気づいた係員が遮断器を動かすのに手間取ったのが原因だということです。
この踏切は1日あたり上下23本の列車と車やバイク約200台が通過しているということです。JR四国は更に詳しく調査し、対策を検討するとしています。