憧れのスター選手が集結しました。ジャイアンツの前監督原辰徳さんらプロ野球のOBメンバーが23日、岡山県倉敷市で子どもたちを指導しました。
キレのいいストレートで三振の山を築いた元タイガース・藤川球児さん。ジャイアンツの三本柱として活躍した斎藤雅樹さん。そして、ジャイアンツの前監督、原辰徳さん。
倉敷マスカットスタジアムを訪れたのは、お父さんやお母さんも憧れたプロ野球OBメンバー8人です。
2024年で15年目を迎えたこの教室は、子どもたちに健やかに育ってもらおうと、原さんの呼び掛けで始まったものです。
岡山県で開かれるのは初めてで、倉敷市の小学生400人余りが参加しました。子どもたちは守備やバッティングの指導を受けました。
(参加した小学生は―)
「分かりやすく教えてもらって自分の修正したらいいところが分かりました」
「格好良くて将来あんなふうになりたいなと思いました」
「特別なノックなんですごいとても楽しかったです」
「ちょっとうれしかったです。(Q.教えてもらってどうですか?)勉強になって家でやろうと思っています」
教室では、使わなくなった野球道具を回収し海外の子どもたちに寄付しています。子どもたちは使わなくなったグローブなどを渡しました。
(元タイガース/藤川球児さん)
「岡山県では(備前市出身の)山本由伸投手がいますし、子どもたちに夢を持ってもらえるような技術をひとつでも教えられたらなと思いますね」
(ジャイアンツ前監督/原辰徳さん)
「チームのルールというものをしっかり守って、一人一人がベストをつくし全力で野球、ボールに向かって、そして相手チームに戦いを挑んでいく。そういう野球少年、野球少女がですね、僕は一番だと思いますね」