アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めを巡る裁判で、ニューヨーク州地裁は26日に予定されていた量刑の言い渡しを延期しました。
アメリカメディアによりますと、ニューヨーク州地裁の担当判事は量刑の言い渡しを期限を設定せずに延期しました。
大統領在任中は刑事訴追されないという「免責特権」の範囲に関する判断を保留することに同意したということです。
トランプ氏の弁護団が裁判の取り下げなどを求めたのに対し、検察は量刑言い渡しの延期を容認する意向を示していました。
最終的な言い渡しは、トランプ氏の大統領任期が終わる2029年になる可能性があります。
トランプ氏の政権移行チームは判事の判断を受け、「決定的な勝利だ」としています。