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岡山県知事選告示 現職と新人の一騎打ち…2人の訴えは? 投開票は衆院選と同じ27日、県初のダブル選挙に

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 任期満了に伴う岡山県知事選挙が告示され、現職と新人が立候補を届け出ました。

 岡山県知事選に立候補したのは届け出順にいずれも無所属で、4期目を目指す現職・伊原木隆太さん(58)と共産党岡山県委員会の常任委員を務める新人・小坂昇さん(72)です。

 伊原木さんは、正午に岡山県庁の前で第一声を上げました。「教育の再生」や「産業の振興」などの実績をアピールするとともに、少子化対策の強化を訴えます。

(無所属・現職/伊原木隆太 候補)
「これまでもいろいろな方が一生懸命やっても止められなかった少子化であります。でも止めなければいけない。今やらないと次の世代の人に『何であの時もっと一生懸命やらなかったんだ』と言われるのは確実だと思っていますので、あまり分のいい賭けかどうか分かりませんけど、これに全力で取り組む」

 小坂さんは、午前9時にJR岡山駅前で出陣式に臨みました。物価高騰対策など「暮らしの問題を最優先にしたい」として、県政の刷新を主張します。

(無所属・新人/小坂昇 候補)
「新しい政治へ岡山から変えるために全力をあげます。中小企業に賃上げのための直接支援などを行い最低賃金1600円を実現します。低賃金で働く非正規労働者の正規化をまず県から計画的に行っていきます」

 今回の選挙では、現職の3期12年の県政運営への評価が大きな争点となっています。

 岡山県知事選の投開票は、10月15日に公示される衆議院選挙と同じ27日に行われます。知事選と衆院選のダブル選挙になるのは岡山県では初めてです。

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