コンビニエンスストア大手のローソンは、香川県内の8店舗で、店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じて接客する「アバター接客」を導入する実証実験を始めました。
ローソンは、アバター事業を手掛けるAVITAと協業し、新たな接客と多様な働き方の実現を目指して、デジタル技術を活用したアバターを11月7日から導入し、2025年2月末まで実証実験を行っています。
アバターオペレーターが自宅などからリモートで勤務し、店のアバターを通じて、利用客とコミュニケーションをとり、店内の売り場の案内やセルフレジの利用方法の説明など接客の業務を行います。
アバター接客の導入により、1人のオペレーターが複数の店を受け持つことができるなど人手不足対策が可能になります。また、セルフレジの利用率の向上が期待されています。
香川県では、ローソン高松木太町川西店やローソン高松城東町二丁目店など8店舗で実証実験を行い、今後の展望を検討していくということです。アバターの導入は四国地区の店舗では初めてです。
県外では、すでに東京や千葉など6都府県17店舗で、デジタル技術を活用したアバター接客の実証実験を行っています。(6日時点)