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高松市文化奨励賞 国内外で活躍する女性2人が受賞

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 高松市の文化振興に貢献した人を称える「高松市文化奨励賞」の2024年度の受賞者が決まりました。顕彰部門を受賞したのは、能楽師の伶以野陽子さんと声楽家の國方里佳さんです。

 伶以野さんは高松市三谷町出身で、五十六世梅若六郎(現 梅若桜雪)に師事し、シテ方観世流師範免許を取得。10月に23年ぶりに開催された栗林公園「薪能」で「羽衣」のシテを演じるなど活躍する一方、世界に向けた英語による能楽ワークショップをはじめ、幼稚園から大学・一般まで能楽の紹介を精力的に行っています。

 國方さんは高松市林町出身で、日本大学芸術学部卒・大学院修了。オペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「トゥーランドット」リュ―役や、プラハ交響楽団主催の「第九」などに出演したほか、10月26日にはサンポートホール高松開館20周年記念「新作オペラ・扇の的」に出演予定です。

 40歳未満を対象とした新人部門は、今回該当者なしでした。

 高松市文化奨励賞の贈呈式は11月5日に行われる予定です。

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