毎年、秋分の日に子どもの健やかな成長を祈る伝統行事、「子供神相撲」が23日、高松市の寺で行われました。
高松市牟礼町の六萬寺で行われた「田井の子供神相撲」です。地元の小学生7人が力士として参加しました。
子どもの健やかな成長と豊作を祈って毎年秋分の日に行われるもので、勝敗を決めるのではなく「型」を披露します。
約1000年の歴史があるといわれ、高松市の無形民俗文化財に指定されています。
1人の型だけでなく2人一組で見せる「型」もあります。
児童は年齢ごとに決められた型をそれぞれが息を合わせて披露しました。
(力士として参加した子ども)
「いままでで一番よくできたと思います。最初の『そんきょ』のところが最初よりもよくできたと思います」
(田井子供神相撲保存会/山花 健 会長)
「今まで伝統行事として続けてきておりますので、私も一員として承継、つなぎをしていきたいと思います」