8月13日に告示される香川県知事選挙の投票を啓発するグッズが公開されました。低迷する投票率のアップに向け新たな取り組みも行われます。
今回の香川県知事選の啓発グッズは、香川の3つのプロスポーツチームのマスコットキャラクターなどが投票を呼び掛けるデザインで、県選挙管理委員会がポスターやチラシなどを製作しました。
香川県知事選の投票率はここ2回連続で30%を下回っていて、4年前の前回は過去最低となる29.09%でした。
特に若い世代に関心を持ってもらおうと、県選管などは啓発動画のコンテストを初めて開き、10日、優秀作品の表彰式が行われました。
穴吹デザインカレッジで動画制作などを学んでいる香川未来さんの作品「選べるのは自分だけ」が27点の応募から最優秀賞に選ばれました。告示後の13日以降、SNSやYouTube広告に使われます。
(最優秀 穴吹デザインカレッジ/香川未来さん[19])
「選挙に行くのが面倒と思う人もいますし、『どうやって(投票)したらいいか分からん』っていう人もいると思うんですけど、私の動画を見て、『自分で選択して選ばないかんな』と思って足を運んでもらえたらなと思います」
また、今回新たに作成したのが「親子投票記念証」です。県内全ての市町の投票所と期日前投票所を親子連れで訪れた人に配布します。
総務省の調査によると、子どもの頃に親の投票について行った経験がある人の投票率は、ない人と比べて20ポイント以上高いというデータがあります。
投票所に行ったことを子どもの「原体験」にして将来の投票参加につなげることや、子育て世代に気軽に投票所に立ち寄ってもらうのが狙いです。
全国的に、投票所で「投票済証」や「投票所来場カード」などを配布する自治体が増えています。
自治体ゆかりのデザインを取り入れたものや、人気キャラとコラボしたものもあり、投票後にSNSにアップしたりコレクションにしたり……。
また、店舗などで見せると割引サービスを受けられる「選挙割」に使われるケースも多くなっています。
しかし、香川県選管ではこれまでこうした投票済証などを発行しておらず、今回の親子記念証も「割引などには使用できない」としています。
(香川県選挙管理委員会事務局/中村将 書記長)
「割引をするっていうところが特定の候補者に有利になるかというのは別ですけども、利益誘導的な動きになる可能性がないとは言えない、惹起されかねないというところもありますので。あくまでもわれわれというのは選挙の公平公正な執行というところが一番のミッションになりますので」
香川県知事選は8月13日告示、30日に投開票が行われます。(香川県議補選・丸亀市選挙区も30日に投開票)