シルバーウィーク中も各地でアーティストのライブなどが開かれました。ライブ・エンタテインメント市場をみると、新型コロナの影響で一時落ち込みましたが、2025年は6443億円と「過去最高」になっています。
こうした中、物価高騰によってライブやコンサートにも影響が出ています。エンターテインメント業界が抱える課題とは?
新世代J-POPボーイズグループ「aoen」。BTS擁するHYBE傘下のレーベルから2025年デビューしました。
23日は、岡山市北区のライブハウス「CRAZY MAMA KINGDOM」で公演を行っています。
(aoen/礼央さん)
「パッケージが可愛かったんですけど、きび団子がおいしくて」
(aoen/颯太さん)
「無限にいけちゃうみたいな。まじでおいしかったです」
(aoen/礼央さん)
「シャインマスカット大好きでメンバーのみんなも大好きなんですけど、(実の)張りがすごいなと思いました」
2026年4月から全国47都道府県を回るツアーを実施。4月には香川で公演を行い、25日は広島公演を控えています。
ライブ・エンタテインメント市場は今、規模が拡大。全国のプロモーターで作るコンサートプロモーターズ協会によると、その市場は2025年、6443億円と「過去最高」に。背景にあるのは。
(松木梨菜リポート)
「高松市にはあなぶきアリーナ香川がおととし開館、このようなアリーナなどライブができる会場が全国的に増えていることも市場拡大に関係しているようです」
市場は拡大していますが、今、エンタメ業界も物価高騰の影響を受けています。アーティストのライブなどを企画するプロモーターは―
(キャンディープロモーション 岡山オフィス/福山貴大さん)
「(コンサート)本数が増えているけれども物価高の影響、人手不足の影響でチケット代が上がって。すべてが全員満員でコンサートが行えてるかっていったらそうでもないと思うし、ライブツアーをやるから必ず利益が上がっていることではないのが現実だと思います」
コンサートプロモーターズ協会によりますと、チケットの平均単価は10年前の2016年には6500円ほどでしたが、2025年は1万740円と約1.7倍になりました。
協会によると高騰の背景には物価高騰や人件費の上昇、円安、さらにアリーナ新設に伴う大規模公演の増加などの要因があるそうです。
しかし、チケットの値上げ分だけではまかなえないという声も。資材費の高騰に加え公演数の増加で人手不足が増し、人件費の高騰が課題となっています。
(キャンディープロモーション 岡山オフィス/福山貴大さん)
「チケット代が上がったからどこかが潤うってことは全くなくて。人件費だけでも、弊社で試算しても1.5倍になってもおかしくないかなと思います」
コスト削減策を模索していますが、現実は難しいようです。
(キャンディープロモーション 岡山オフィス/福山貴大さん)
「なるべく人手をさかないようにしたいですが、これがあんまり進んでない。ほかの職種のようにデジタル化とか人を減らしてとかができればいいんですが、厳しい時代だと思います」
一方、アーティスト側は足を運んでくれたお客さんのために切磋琢磨しています。
(aoen/優樹さん)
「aoenにしかない唯一無二の空気感だったりパフォーマンスとか、熱くて楽しい場所だと思うのでそういうライブを作りたいし、また会いに来たいなって思えるようなものを作れたらと思っています」