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“逆さの車”逮捕の瞬間に目撃者 裸足で逃げた運転手の男…なぜ?

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■裸足で逃げた運転手の男…なぜ?

 衝突音を聞いて駆け付けたカメラマンが向かった先にあるのは、ひっくり返った状態で停止した乗用車。高さ80センチ近くあるブロックの上にです。

 この事故、逆さになった車も衝撃ですが、もう一つの驚きは運転手が現場から逃げていたことでした。

 事故発生からおよそ50分後、400メートルほど南に移動した取材班の前には数台のパトカーが止まっています。ここが乗用車の運転手が逃げた場所でした。

飲食店の店長 「もう店を閉める時間だったので、閉める前に何か食べたいのかなと思った。警察がすぐに入ってきて、おかしいと思った。(男は)店に入ってきた時に、両手に自分の靴を持っていた」 「(Q.裸足?)そうそう」

 危険運転致傷の疑いで現行犯逮捕され、病院に搬送された40代くらいの男。なぜ裸足で400メートルも逃げたのでしょうか。

目撃した人 「(乗用車が)猛スピードで突っ込んできて、こっちはもうよけるしかないやん。よけたんよ、危なかったから。恐ろしいスピードでグワーッと来たから…」

 22日午後11時50分すぎに名古屋市内の交差点で発生した事故で、男は軽乗用車に衝突した乗用車を運転していました。

 救急車で搬送された5人のうち2人は、男が現場に残して逃げた乗用車の同乗者です。

 事故の直前に、不審車両として停止を呼び掛けられたにもかかわらず、男が運転する車は、猛スピードでパトカーから逃走していたことが分かっています。

 警察は男の回復を待って、事故の経緯を捜査する見通しです。

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