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有名人“なりすまし広告”めぐり…メタ社日本法人を提訴 茨城では7億円詐欺被害も

社会

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 「にせの広告」で投資詐欺の被害に遭ったとして、被害者がフェイスブックの運営会社メタを提訴しました。

 訴えを起こしたのは神戸市などに住む男女4人です。4人は、実業家の前澤友作さんなどになりすまして投資を呼び掛ける「にせの広告」によって被害に遭ったとして2300万円の損害賠償を求めています。

弁護団団長 国府泰道弁護士 「社会に被害をもたらす広告を漫然と放置することは、社会的に許されないことだと明らかにしていきたい」

 なりすまし広告による詐欺被害で、SNSの運営元を提訴するのは、全国初とみられます。

■7億円詐欺被害 本人と信じ…40回振り込み

 こうした広告による被害はあとを絶たず、茨城県では会社役員の70歳の女性が総額およそ7億円をだまし取られていたことが明らかになりました。

 女性は、経済アナリストの森永卓郎さんが投資を勧める広告を見つけて本人と信じ、40回以上にわたって現金を振り込んだり、時には1億円以上の現金を受け取りに来た男に手渡したりしていました。

 さらに、利益を引き出そうとしたところ、手数料が必要だと言われたため、その手数料を捻出しようとして今度は堀江貴文さんが投資を勧める偽広告にだまされておよそ1000万円を振り込んでいました。

(「グッド!モーニング」2024年4月26日放送分より)

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