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「工場では高卒レベルが働いてる」市長が発言…“多様な人材が必要という意味”と釈明

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 新潟県上越市の中川幹太市長(49)が「工場では高卒レベルが働いている」と発言。本人が釈明した内容は。

新潟県上越市 中川幹太市長 「不適切な発言がありまして、私としてはたくさんの方に心痛、大変な悩みを抱えるような発言をしたことについて深くおわびをしたいと思っています」

 謝罪をしたのは上越市の中川市長です。

 「不適切」だとした発言をしたのは今月18日の市議会において。市議が市内に工場のある企業の名前を挙げ、企業誘致と人材確保について市長に尋ねた時です。

 中川市長は「工場では高校卒業程度のレベルの人が働いている。企業誘致で頭の良い人だけが来るわけではない」と答えました。

 なぜ、こんな発言をしたのでしょうか。市長の釈明は…。

上越市 中川市長 「(高卒者は)地元の企業の中で大いに活躍しておりますので、その人たちを卑下するような発言の意図はなかったと思っています」

 では、どのような意図だったのでしょうか。

上越市 中川市長 「基本的には多種多様な人材が必要だということで、そういう意味で発言した意味でございまして、私もとにかく考え方を改めていかなければならない」

 「頭の良い人だけが来るわけではない」とは「多種多様な人材が必要だ」という意味だと市長は説明します。

上越市 中川市長 「表現方法が私として一部の人に非常に失礼だったと反省しておりますので」 「(Q.表現方法がよくなかった?)はい」 「(Q.考え方は変わらないが表現方法が間違っていた?)そういうことです」

 ただ、市長は考え方を改めるとも言いました。

記者 「どう思っていて、どう改めたのかを聞きたい」 市職員 「あのちょっとすみません、1回止めてもらっていいですか」

 取材再開後の市長の答えは…。

上越市 中川市長 「表現方法の考え方が間違っていたと思っていますので、そこについては気を付けながら発言していきたい」

 中川市長は21日、議会で名前の挙がった企業の工場を訪れて謝罪をしたということです。

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