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日銀会合での議事内容が株価に影響か 「監視リスト」入りで為替介入できず?

経済

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 21日の日経平均株価は4日ぶりに反落し、36円安い3万8596円でした。

 先週はフランスの政情不安によって、大きく値を下げた局面もあった日本株。今週は国内での動きにも注目すべき点があるといいます。

マネックス証券 チーフストラテジスト 広木隆氏 「日銀の金融政策決定会合の主な意見が(24日)発表されて、非常に焦点になるのは、国債の買い入れをどれだけ減らすか。もう1回、次の利上げとか主な意見の中で出てくれば、また日本の金利が上がることになりかねないですから。そうなると、株にとってマイナス」

 こうしたなか、週末の外国為替市場(22日時点)では、円相場が1ドル=160円に迫るなど円安が一段と進行しました。その背景には、アメリカの財務省が公表した外国為替に関する報告書が関係しているといいます。

広木隆氏 「日本が(為替操作をしないかの)『監視リスト』に入った。介入は動きづらくなるだろうと。したがって、ますます円安が進むということですから、輸入物価ももっと上がる恐れがある」

 24日朝の円相場は1ドル=159円72~73銭、96銭円安となっています。

(「グッド!モーニング」2024年6月24日放送分より)

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