高松市に本店を置く百十四銀行と、投資専門の子会社・百十四共創投資は、1日、「114事業承継・成長支援ファンド」を設立しました。
百十四銀行は近年、企業で「事業継承」や「新規事業展開」が課題となっていることから、新たなファンドを設立して地域経済の活性化を図りたいとしています。
対象は、百十四銀行が店舗を出す四国4県や広島県、兵庫県などの中堅・中小企業などです。ファンドの総額は20億円です。投資による財務面の支援のほか、人材を派遣するなど経営面のサポートも行うということです。
百十四銀行グループは、中期経営計画において「総合コンサルティング・グループの進化」を目標に掲げていて、このファンドを通して顧客や地域の課題解決のほか、利益拡大を目指したいとしています。