内部告発サイト「ウィキリークス」でアメリカの機密情報を暴露したジュリアン・アサンジ被告（52）が有罪判決後にそのまま釈放され、12年ぶりに自由の身となりました。
ウィキリークスの創設者・アサンジ氏はアフガニスタンやイラク戦争に関する機密文書を公表し、アメリカ当局から文書を不正に入手した罪で起訴されていました。
26日、サイパンの裁判所で禁錮5年2カ月の判決を言い渡されましたが、司法取引でこれまでの収監期間が差し引かれ、そのまま自由の身となりました。
亡命から12年ぶりに母国のオーストラリアへ帰国します。
裁判所を後にしたアサンジ氏はコメントせず、弁護人は「今回の起訴は世界中のジャーナリストにとって懸念すべきものだが、アサンジ氏の解放が希望になることを願う」と話しました。
