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袴田事件から58年 凶器の刃物に新証言も

社会

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 一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件から58年が経ちました。先月30日に開かれた支援者集会では、凶器について新しい証言が出ました。

 1966年6月30日、静岡県旧清水市で味噌会社専務の一家4人が殺害され、当時従業員だった袴田巌さんは死刑が確定しました。

 確定判決で、袴田さんは凶器の「くり小刀」を刃物店で買ったと認定されていますが、先月30日に開かれた支援者集会では、刃物店の従業員だった男性が、それを否定する証言をしました。

刃物店の元従業員 高橋国明さん 「うちで扱っていたくり小刀は刃渡りが135ミリのもの1種類です。ところが、現場に落ちていたくり小刀の刃渡りは120ミリ。120ミリしかないんです。これをうちは置いていない」

 再審公判の判決は9月26日です。

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