深センの日本人死亡事件を受け、訪中した柘植芳文外務副大臣が中国側と会談し、在留邦人の安全確保などを求めました。
柘植副大臣は23日午前9時ごろからおよそ1時間20分、中国外務省の孫衛東次官と会談しました。
外務省によりますと、柘植副大臣は事件の動機を含む真相の解明と説明、在留邦人の安全確保に加え、反日的なSNS投稿の取り締まりなどを求めました。
一方、孫次官は「日本人を含む外国人の安全を守っていく」と応えました。
深センの事件については「驚愕している」と述べ、「いかなる暴力にも断固反対し、断固取り締まる」と述べたということです。