バレーボールの新たな国内トップリーグ「SVリーグ」の開幕を前に、岡山シーガルズが23日、岡山市でファンとの交流イベントを開きました。宮下遥さんらの引退セレモニーも開かれファンに感謝を伝えました。
シーガルズをより多くの人に知ってもらおうと岡山武道館で開かれたファン感謝会には約500人が訪れました。
交流イベントに先駆けて宮下遥さん(30)、川島亜依美さん(34)、前田明里さん(25)の引退セレモニーが開かれました。
(昨シーズンで引退/宮下遥さん[30])
「たくさん頑張れを言っていただき、背中を押してもらってここまで頑張り切ることができたと思う。長く続けてきたバレーボール人生の経験をこれからの糧として次のステージでも私らしく頑張りたい」
感謝会では選手が2組に別れ対抗戦も行いました。
2024年4月に加入したアウトサイドヒッターの小松原凜香選手が強烈なスパイクを打ち込むなど、選手らは順調な仕上がりをみせました。
さらに体験コーナーでは参加者が選手のスパイクを受けたり選手とパスをしあったりして交流を楽しんでいました。
(参加した人は―)
「初めてだからうれしい。(Q.今シーズンは?)いっぱい応援して勝ってほしい」
「すごくきつかった。2球目はけっこう本気で打たれたので、こんな体験をできるのが初めてと思うのですごく良かった」
シーガルズは10月12日、赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館でSVリーグの開幕戦を戦います。
(岡山シーガルズ/宇賀神みずき キャプテン)
「私たちがリーグまであと少し頑張って、私たちの試合を見て元気になってもらえるようなシーズンにできるようにみんなで頑張りたい」