茨城県石岡市で大量の廃棄物が山積みになっている問題で、茨城県は行政代執行を実施して強制撤去を開始しました。
石岡市小見には、プラスチックなどの廃棄物がおよそ1万2000立方メートル積み上げられています。
隣接する県道に崩れる危険性があり、近くに住む人からも「危険だ。早急に撤去してもらいたい」と苦情が相次いだということです。
このため、県は行政代執行を決めて24日午前8時過ぎから撤去を開始しました。
すべてを撤去するのに来年2月ごろまでかかる見通しで、3億円あまりの費用は全額、廃棄物処理業者に請求するとしています。