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「高校生の手紙で覚悟決めた」兵庫・斎藤知事 失職後に“出直し選挙”へ

社会

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兵庫県議会で不信任決議の可決された斎藤元彦知事が26日に会見を開き、失職したうえで出直し選挙に臨む意向を表明しました。

■「高校生の手紙で覚悟決めた」

覚悟を決めたのは25日の朝だったそうです。

兵庫県 斎藤元彦知事 「高校生が私のところに来て手紙を渡された。『世間も厳しい目で見てるかもしれないが、負けないで屈しないで未来のために頑張ってほしい』と。そこはすごくグッときたというか。まだまだこんな自分でも期待してくれる人がいるんだと。選挙は大変だと思うが、頑張ってみようと覚悟を決めた」

今月30日付で自動失職し、50日以内に行われる出直し選に臨むことに。一方、議会を解散し、信を問うことは選びませんでした。

兵庫県 斎藤元彦知事 「(Q.議会を解散しなかった理由は)議会の解散は、私の中では最初からなかった。今回の問題は、私のこれまでの対応が問題視、おかしいと。これは私が自ら信を問うことが大事」

■「職を辞することなのか…」

発端は西播磨県民局の元局長が作成した告発文書をめぐる問題です。文書を公益通報として扱わず、作成者の特定を急ぎ、処分した県の対応は、法令違反にあたると専門家からは指摘されました。

告発から半年をかけて議会が導き出した結論が、全会一致の不信任決議だったのですが…。

兵庫県 斎藤元彦知事 「(Q.不信任決議に納得しているか)百条委員会とか第三者機関をやっていくと。文書問題についての調査をやって、事実を解明して、あらためていくことはすごく大事だと思うんですけど。果たしてそれが本当に知事が、なんて言うんですかね。職を辞すべきことなのかが、根底にあるというのは正直なところですね」

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