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行政視察に酒を持参…新見市議会議長が辞職「自身の行動によって議会に混乱を招きかねないと判断」 今後も議員は続ける 岡山

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 新見市議会の議長が、行政視察に酒を持っていくなど自覚に欠ける行動があったとして議長を辞職しました。

 25日に開かれた新見市議会の定例会本会議で、榎日出男議長が議長辞職願を提出し承認されました。

 議会事務局によりますと、榎議長は8月5日から6日にかけて行政視察で福岡県と大分県を訪れた際、酒を持っていきました。

 また、体調不良を理由に2日目の視察を欠席し、後日、同行した議員から「自覚に欠ける」などの指摘を受けました。

 榎議長は、酒を持っていったことについて「寝付きをよくするためだった」と説明し、視察中の飲酒は否定したということです。一方で、「自身の行動によって議会に混乱を招きかねないと判断した」として議長の辞職に至ったということです。

 榎議長は今後も議員を続けるということです。

 榎議長の辞職にともない、25日付けで古川英明副議長が議長に、岡崎裕生議員が副議長に選ばれました。

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