フランスの外相が30日、訪問先のレバノンで首相らと会談した後に会見し、イスラエルに対して地上侵攻を控え、停戦するよう訴えました。
仏 バロ外相 「まだ希望はあるが、残された時間は少ない。私はイスラエルに対し、地上侵攻を控え、停戦するよう求める。ヒズボラにも同様に、地域の不安定化につながるいかなる行動も控えるよう求める」
フランスのジャン=ノエル・バロ外相(41)は30日、イスラエルとヒズボラ双方に停戦を呼び掛けました。
バロ外相はイスラエルが空爆を激化させて以降、西側諸国の高官として初めてレバノンを29日から訪問しています。
バロ外相は29日から30日にかけてレバノンの保健相や首相と会談し、停戦に向けた協議を行うとともに、レバノンに対して医薬品や移動式診療所などを提供するほか、地元の人道支援組織に対し、1000万ユーロ、日本円で約16億円を拠出することを発表しています。