イスラエルとヒズボラの戦闘激化を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカなどが提示した停戦案を受け入れない考えを示しました。
アメリカとフランスがイスラエルとヒズボラに提示した停戦案が「数時間以内に合意される」との見方が報じられるなか、ネタニヤフ首相は26日に声明を出しました。
「これは真実ではない。私は返答すらしていない」としています。
さらに、ヒズボラとの間で攻撃の応酬が激化するイスラエル北部での戦闘を控えるよう指示を出したとの報道も否定し、「計画に従って全力で戦闘を続けるよう指示をした」としています。
アメリカとフランスは両者に3週間の停戦を提案したとされていました。
ネタニヤフ首相はガザ地区を巡る停戦交渉にも言及し「すべての目標が達成されるまで戦闘を続ける」との考えを強調しました。