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“体温見える化シール” 熱中症予防に小学校で実証

経済

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 体温によって色が変わるシールを貼ることで熱中症などを防ぐ実証実験が、横浜市の小学校で行われました。

 化粧品大手などが開発した「体温を見える化するシール」は、独自技術で成形したフィルムでできていて、伸縮性があり汗をかいてもはがれにくいのが特徴です。

 小学校での実証実験では、運動会の練習をする児童の腕にシールを貼ります。

 運動のあと時間が経ってもシールがピンク色の児童に対しては体温の変化を気付かせたり、教員がその児童に休憩を促します。

 これによって熱中症などの予防につなげるとしています。

 2025年度中の商品化を目指しているということです。

TOPPANホールディングス ヘルスケア研究室 甲斐輝彦室長 「色が変わるのを見て自分の体調を気にしたり、体温の上昇で他の人のシールを見て他の人が大丈夫か気遣うとか、そういう目安になれるかどうかに着目している」

ファンケル ヘルステック事業開発準備室 阿部征次さん  「高校の時に後輩が熱中症で亡くなり、熱中症などを未然に防ぐことができるものを開発していけたらなと。世界的に暑熱環境というのが問題になっているので、こういう社会課題に貢献できる製品の開発をしていきたい」

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