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日経平均株価395円↓ アメリカ雇用統計の余波

経済

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 8日、節目となる3万9000円を割り込んだ日経平均株価。一時500円値下がりし、終値は前の日より395円安い3万8937円でした。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾主席研究員 「月曜日にアメリカ市場で株価がやや大きめに下落した。その影響を受けて日本株も下落した。先週末の(アメリカ)雇用統計の余波が残っている状況」

 アメリカ株が下落した要因の一つは、アメリカの長期金利の上昇です。

 9月の雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことで、アメリカ経済の強さが再確認され、FRBが利下げを急がないという見方が拡大。長期金利の指標となる10年物国債の利回りはおよそ2カ月ぶりに4%を超えました。

 一般的に金利が上昇すると株価は下落する傾向があります。

井出主席研究員 「アメリカの長期金利が上昇すると、日本株よりもアメリカの国債を持つほうが有利という見方ができる。日本株のリスクを背負わなくても、より高い利回りを確保できるから、国債を持つほうがお得という投資家がいる」

(「グッド!モーニング」2024年10月9日放送分より)

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