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繰り返す“陥没”…住民不安 歩道に大穴“同じ場所で3回”なぜ?

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■歩道に大穴“同じ場所で3回”なぜ?

 歩道が突然陥没し、大穴が。陥没は3回目でした。住民からは不安の声が…。

 穴の深さはおよそ5メートル。映像でも穴の奥まですっかり土がなくなっているのが分かります。そして、穴の底を相当量の水が流れています。

 同じ場所に穴が開くのは今回が3回目。1回目は先月18日でした。2回目はほぼ2週間後の今月3日。

 そして、ほぼ1週間後の9日朝、やはり同じ場所が大きく陥没しました。

近所の人 「なぜなのかなと思います。何でなのかなという不思議さの方が」

 なぜ3回目の陥没が起きたのか。

 水戸市によると、陥没の原因は下水管の老朽化。最初の陥没では、破損した箇所の特定に至らず、周囲の土壌を固める応急措置を行っていたところ、2回目3回目が発生したということです。

芝浦工業大学 稲積真哉教授 「その補修の品質がですね、1回目埋め戻した後、2回目の陥没が起こりました。この時にも、やはりもう少し、なぜ陥没が起こったのかというところを検証していただきたかった」

■繰り返す“陥没”…住民不安

 地面に突然、穴が開くという現象は全国各地、世界各地で起きています。寄って立つ大地の下で何が起きているのか…。

近所の人 「少し不安はあります。よく通る道なので」

 3回にわたって陥没した箇所の下水管について、工事関係者は…。

工事関係者 「管が戦災復興の時の管で、もう50年以上経っているものなので、その管の底が抜けた」

 戦後まもない時期の下水管…。

稲積真哉教授 「1回目の東京五輪を契機として、まずは都市部からインフラの設備の整備が始まった。やはり都市部のインフラは比較的、高齢化が進んでいる」

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