高速道路を走行中に突然、ガードレールを突き破ったトラックが飛び込んできました。
■あわや！突然トラックが目の前に
埼玉県新座市で関越道を走る車のドライブレコーダー映像。運転手がトラックとワゴン車を追い越すため追い越し車線に入って走行していたところ、突然、対向車線を走っていたトラックが中央分離帯のガードレールを突き破って飛び込んできました。
運転していた男性 「ブレーキ踏んだ時には、もうすでにスローモーションで僕の感覚で言うと30秒ぐらい。『やばい当たる！あ、死ぬんだな』って」
運転手は急ブレーキ。間一髪、衝突を免れました。
しかし、今度は後続のトラックが運転手の車を避けようとしたのか横転しかけます。あわや多重衝突事故になるところでした。
運転していた男性 「手足が震えていて、どうしたらいいのか分からなくて動揺しちゃって」
突然、反対車線に飛び込んできたトラック。一体、何があったのでしょうか。ドライブレコーダーはその瞬間を捉えていました。
トラックが後続の大型トラックに追突されて押し出され、ガードレールを突き破っているように見えます。
この後、運転手は自身の車両に追突しかけた後続のトラックの運転手に声を掛けます。
運転していた男性 「大丈夫？大丈夫？ごめんなさいね」 「（Q.なぜ声を？）トラックの運転手の人が事故をしていないか、けがしていないかを最初に思ったんで、『大丈夫？』と聞いたら（トラックの運転手は）『ああ大丈夫だよ！兄ちゃん大丈夫か』と。『よかった』と本当に安心しました」
消防によりますと、大型トラックなど3台が絡んだこの事故。2人がけがをしたということで、警察が事故原因を調べています。
