9月の訪日外国人客数は去年より31%増加し、約287万人でした。9月としては過去最高となりました。
日本政府観光局によりますと、9月の訪日外国人客数は287万人2200人で、新型コロナ拡大前と比べても26%余り増えています。
8カ月連続で、その月としての過去最高を記録しました。
国・地域別では韓国の65万6700人が最多でした。
チャーター便を含む地方路線の増便や連休があったことで、去年9月と比べて約15%増加しました。
2位は中国の65万2300人で、中秋節などの連休の影響で観光客の数が約2倍に伸びました。
政府観光局は「為替がコロナ前よりもまだ円安水準ということもあり、観光客の増加傾向は続いている」としています。
また、観光庁が発表した訪日外国人の消費額は1月から9月までの合計が5兆9000億円で、過去最高だった去年1年間の累計5兆3000億円を早くも上回りました。