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“秋の味覚”の美味しさ再発見! イチジクの魅力

経済

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 旬の食材が盛りだくさんのこの季節。私も、「秋の味覚」を狩りに行ってきました。収穫体験でその美味しさを再発見です。

 東京湾アクアラインを通って都心から車でおよそ1時間…。千葉県袖ケ浦市にやってきました。ここである秋の味覚を収穫できるということなんですが、ハウスの中は何があるんでしょうか。行ってみます。

テレビ朝日アナウンサー 矢島悠子 「すごいですね、ここがどーんと広がっていますが、ここは何の畑ですか」 グリーンファーム三基代表 注連野千佳代さん 「イジジクの農園になります」 矢島悠子アナウンサー 「イチジク―!」 注連野千佳代さん 「今が季節ですね」

 そう、根強いファンも多い“秋の味覚”イチジクです。千葉県袖ケ浦市にあるこちらの農園「グリーンファーム三基」のハウス内にはおよそ120本のイチジクの木が植えられています。

矢島悠子アナウンサー 「一つの枝にこんなにたくさんつくんですね」 注連野千佳代さん 「ハウスの中で栽培しているので温度が高い。先の方まできちんと収穫ができる」

 こちらでは、イチジクの収穫体験を行うことができるんですね。農園を経営する注連野さんに美味しいイチジクの選び方、聞いてみました。

注連野千佳代さん 「これは今採りごろなんですけど、イチジクは中身が熟してくると、口や脇のところがピリッと割れてくる。実が大きく膨らんでくるので」 矢島悠子アナウンサー 「あーここほんとに割れてる!ちょっと割れ始めた…」 注連野千佳代さん 「中身が熟してますよ、甘くなってますよというサイン」

 注連野さんにアドバイスをいただきながら、私、矢島も初めてイチジクの収穫を体験です。

矢島悠子アナウンサー 「これ結構良い色ですよね。どうですか?」 注連野千佳代さん 「いいです、いいです。いま採った方がいいものです。枝から出てる軸みたいなところを持って、落ちないように手を添えて。下に落とすとつぶれちゃうから。ここからポキっと採る感じで」 矢島悠子アナウンサー 「じゃあいきます。両手で構えた方がいいですね。おさえてこのあたりを持って…あっ取れた。採れました。おお~。樹液が溢れています!これこそイチジクって感じですね」 注連野千佳代さん 「フレッシュなね」

 もぎ取った瞬間に、したたり落ちる樹液。これも、収穫体験ならではの発見ですよね。

 この後、合わせて5個のイチジクを収穫したんですが、どれにするか迷いながら探すのもとても楽しかったです。

 もぎ取った5つはお持ち帰りに。農園では、注連野さんがプロの目線で選んだ食べごろの完熟イチジクを1個、味わうことができます。

矢島悠子アナウンサー 「食べごろのモノを用意していただいたのでこちらをいただこうと思います。色が深いですね」 注連野千佳代さん 「皮のまま食べられるので」 矢島悠子アナウンサー 「あっこのまま?」 注連野千佳代さん 「そうですそうです。このぐらい色づきのいいものは皮もすごく甘くなっているので、せっかくだから、もし嫌じゃなかったら食べてみて」 矢島悠子アナウンサー 「じゃあこのまま、いただきます。もうかなり柔らかい、熟してます。いただきます。んっ!柔らかい!甘ーい!めちゃくちゃ甘い。想像してたのよりも数段甘いです。この皮も美味しい。皮の近辺が一番甘くて、中はちょっとジューシーでプチプチッとして。えっ私が今まで食べたイチジクとなんか違う」

 フレッシュで濃厚な甘さが口に広がる未体験の美味しさ。夏に採れるイチジクとはまた違う、この時期ならではの味わいなんだそうです。完熟イチジクの美味しさに、あっという間に完食です。

矢島悠子アナウンサー 「秋イチジク最高でした。ごちそうさまでした」 注連野千佳代さん 「やっぱりこういうのはここに来てじゃないと食べられないから」 矢島悠子アナウンサー 「たしかに、スーパーとかで売ってるものしか食べたことないので」 注連野千佳代さん 「(甘さが)薄いですよね。もっとね。“良く熟”までいったものを流通させることができないから、柔らかくなっちゃって。そういう意味で普通に売ってるものはもっと甘さが薄いものになってきちゃいますね」 矢島悠子アナウンサー 「よかったー。イチジクのこと勘違いしてた。びっくりしました」

 なかなか市場に出回らないという完熟のイチジク。収穫体験を始めたのも、その美味しさを多くの人に知ってもらいたかったからだといいます。

注連野千佳代さん 「ツアーで来る方の中にはイチジク初めて食べるという方も多い。最初に1つ良く熟したものをお出しして、『初めて食べた。美味しかったんだ』という方は結構多い。ぜひこういう所に来て樹上で完熟したような食べごろの美味しいものを食べていただければ」

 グリーンファーム三基では、採れたてのイチジクをジャムやワイン煮にした商品も販売しています。イチジクや、それらの商品は、道の駅や直売所でも購入できるそうです。

注連野千佳代さん 「(イチジクは)好きな方はすごく好きだけど…みたいな、お店でもわーっと並んだりする商品ではない。短い秋の期間の旬の食べ物ではあるので、ぜひ楽しんでいただければ」

 イチジクの収穫体験というのは、通常は10月いっぱいまでなんですが、今年は11月も状況によっては対応が可能だということです。皆さんもイチジクの“魅力再発見”に、訪れてみてはいかがでしょうか。

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