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「鬼滅の刃」聖地の神社で屋根“消えた” 金属盗難あちこち…逮捕者も

社会

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 “鬼滅の刃”の聖地である厳島神社で屋根の大半がなくなりました。

 屋根から垂れ下がる銅板。無残な姿になったのは巨石の上に建てられた名草厳島神社。

 栃木県足利市の「名草の巨石群」の中にあります。「鬼滅の刃」に登場するような真っ二つに割れた岩があり、ファンの間で聖地とも呼ばれています。

 以前は銅板に覆われて荘厳な雰囲気でしたが、銅板約1630枚がなくなりました。

 今月3日、観光客が気付きました。被害額は合わせて約65万円に上ります。

神社を管理する名草公民館 為谷弘幸館長 「犯罪ですので、文化財ですし地元で長く愛されている神社ですから、憤りというのはあります」

 神社の屋根の銅板が盗まれる被害は千葉県でも…。

宮山神社 宮司 鈴木利和さん 「手水舎が…屋根の銅板が盗まれたところ」

 20日、鴨川市の宮山神社の関係者が屋根の銅板が剥がされていることに気が付き、110番通報しました。

宮山神社 宮司 鈴木利和さん 「盗難防犯のカメラが付いていないから、無住ですから、そういった点で残念だと思います」

 各地で金属が盗まれる被害が続くなか、23日に逮捕されたのは茨城県笠間市の中国籍・辺興江容疑者(46)。金属を盗んだのでなく、盗まれた金属を買い取った疑いで逮捕されました。

 なぜ買い取った業者を逮捕したのでしょうか。

 茨城県では金属窃盗が全国で最も多くなっていて、盗まれた金属を買い取らないよう今回の捜査に踏み切ったということです。

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