湿った空気の影響で、沖縄県北部では10日朝から猛烈な雨が降り、一部の地域に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されました。これまでに人的被害は確認されていません。
沖縄本島北部の名護市西部などでは、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降りました。
国頭村では午前6時までの1時間に159ミリの雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。
このうち、大宜味村の一部では午前7時半に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されました。
気象台は、この後も局地的に雷を伴う猛烈な雨が降る恐れがあるとして、土砂災害などに警戒をするよう呼び掛けています。