障害者の支援事業をする岡山県倉敷市の施設が市の給付金を不正に受け取ったとして、事業者の指定を取り消されることが決まりました。
指定の取り消しが決まったのは倉敷市新田の相談支援事業所Amoreです。
倉敷市によりますと、この事業所は2022年4月から2023年12月までの間に相談支援専門員が行う業務を資格を持たない施設の法人の代表者が行い、市の給付金合わせて約29万円を不正に受け取りました。
2023年8月、市の担当者が相談支援専門員に聞き取りをした際、利用者のことを十分に把握していなかったことから不審に思い、調査で不正が発覚しました。
この事業所は、障害者が生活の計画を立てるための支援をしていて、現在55人が利用しています。
市は12月31日に事業者の指定を取り消し、必要に応じて利用者が別の事業所を見つけるための支援をするとしています。