自民党は次の衆議院選挙を巡り、過去2回、連続して小選挙区で敗れ比例代表で復活当選した議員については、比例代表名簿の下位に載せる方針を決めました。
自民党は総務会で次の衆院選の公認候補予定者となる支部長の選任に関する基本方針を決定しました。
2回連続で比例復活している候補者については、これまでも原則、重複立候補を認めない方針でしたが、多くの場合、選挙区事情などを考慮し、小選挙区で勝ち上がった議員と同一順位で登載されていました。
今回、比例名簿の下位に載せる方針を決めたことについて鈴木総務会長は「現実を踏まえ、より実効性のある形を目指した」と説明しました。
また、選挙直前に親族間で支部長が交代する、いわゆる世襲問題を受け、「支部長に新人を選任する場合は公募や党員集会などで選考手続きをするように努める」ことも決めました。