埼玉県警は、SNSを通じ日本の先端技術が海外に流出するといった経済安全保障上のリスクが高まっているとして、注意を促すイベントを開催しました。
埼玉県警 外事課長 「君に響けー!エコノミックセキュリティー!」
「経済安全保障」=「エコノミックセキュリティ」を巡っては、2018年、化学メーカーの元社員がSNSで接触してきた中国所在の企業関係者に技術情報を漏洩(ろうえい)し、国外に先端技術の情報が流出した事件などが起きています。
6日午後、さいたま市の会場は会社員などおよそ300人で埋まり、警察官による経済安全保障対策のワンポイントアドバイスなどが行われました。
ビジネス用のSNSで接触し安心感を持たせて情報提供をそそのかす手口などが確認されていることから、警察はSNSで安易に個人情報などを公開しないよう注意を呼び掛けています。