アメリカのバイデン大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収計画を最終的に阻止する方針だとアメリカメディアが報じました。
日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡っては現在、CFIUS（対米外国投資委員会）の審査が続いています。
ブルームバーグ通信は10日、関係者の話として、CFIUSが今月23日までに審査結果を報告し、バイデン大統領が安全保障を理由に正式に買収を阻止する方針だと報じました。
バイデン大統領はCIFUSの報告から15日以内に方針を決め、次のトランプ政権に決定を持ち越すことはないとしています。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は10日の記者会見で、買収計画に関して「新しい情報はない」と述べています。
トランプ次期大統領は2日、自身のSNSで「USスチールの買収には全面的に反対する」と投稿していて、買収計画には不透明感が増していました。
