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15年前の熊谷市死亡ひき逃げ事件 市が時効撤廃求める意見書を国に提出へ 埼玉

社会

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 15年前に埼玉県熊谷市で小学生の男の子がひき逃げされて死亡した事件で、熊谷市が国に対して時効を撤廃するように求める意見書を提出することが決まりました。

 2009年9月、熊谷市で帰宅途中だった小学4年生の小関孝徳さん(10)が車にひき逃げされて死亡しました。

 犯人は現在も分かっておらず、事件は未解決のまま発生から15年が経ちました。

 5年後の2029年に時効となるのを前に、孝徳さんの母親は熊谷市に「死亡ひき逃げ事故の公訴時効撤廃を求める意見書」を国に提出するよう要望していましたが、今月19日の市議会で満場一致で可決されました。

孝徳さんの母親 「ひき逃げ事件を起こさせないためにも時効撤廃制度は設けるべきだと思ってます。時効撤廃に向けて、また犯人逮捕に向けてやれることをやっていこうと思ってます」

 孝徳さんの母親らは時効撤廃を求める活動を続けていて、これまでに賛同する署名が15万筆近く集まっています。

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