11月の新見市長選挙で車上運動員、いわゆる「ウグイス嬢」に法律の規定の上限を超える報酬を支払ったとして、警察が戎斉前市長とその妻を公職選挙法違反の疑いで近く書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。
捜査関係者によりますと、11月の新見市長選に現職として立候補して落選した戎斉前市長とその妻は、選挙期間中、ウグイス嬢2人に公職選挙法が定める上限の2倍、1日当たり3万円の報酬を支払った疑いがあるということです。
2人は、警察の任意の取り調べに対し容疑を認めていて、警察が近く公職選挙法違反の疑いで書類送検する方針を固めたということです。
戎前市長はKSBの取材に対し「違法という認識はあった。報酬は妻が支払った」と話しています。