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「もっと本を読んで考える子どもを」建築家・安藤忠雄さんが図書館船「ほんのもり号」への思い語る

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 香川県・直島の「地中美術館」や高松市の「四国村ギャラリー」などの設計で知られる世界的な建築家・安藤忠雄さん。18日に高松市を訪れ、自らが提案した「こども図書館船事業」への思いを語りました。

 安藤さんは「本を読むことで子どもたちに無限の創造力や好奇心を育んでもらいたい」と自ら設計・建築を担当した「こども本の森」という子ども向けの図書館を全国の自治体に寄贈しています。

 その一環として「香川や瀬戸内海でしかできないことをやろう」と、この「こども図書館船事業」がスタートしました。

 安藤さんのデザインを元に高速船を改造して作るもので、安藤さんが香川県に寄贈します。

 船に積み込む約3000冊の本は香川県が用意し、2025年春の就航を目指します。

(建築家/安藤忠雄さん)
「香川県は一番良いのは船で動いていけるので香川県は一番良いだろうと。もうひとつは香川は文化の島だと。これだけ文化が集まっている街はないですよ。(しかし)もうみんな本を読まない。もうちょっと本を読んで考える子どもを作ったほうがいいんじゃないかと」

 運営費用の一部はクラウドファンディングでも募っていて、募集期間は12月31日までです。

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